芦ノ湖のわかさぎ釣り

関東地区有数の美味なワカサギが釣れる芦ノ湖。
各ボート店の桟橋沖は、ワカサギの絶好のポイントです。
ボートを漕ぐのも非常にラクラク。
桟橋などや宿にはトイレもあり、思い立ったらすぐにご休憩も可能。
釣りに慣れない小さなお子様や女性の方も安心してワカサギ釣りが出来ます。

(※芦ノ湖のワカサギ釣りのシーズンは夏以降となります。 )

ワカサギマメ知識
ワカサギといえば、冬の釣りというイメージがありますが、芦ノ湖では夏場から良い季節に入ります。
一年魚といわれるワカサギは、春の産卵で大半が死滅してしまいます。しかし一部、体力のあるワカサギはそのまま生存し、さらに大きく育って生きます。二年魚となったワカサギは、夏ごろが良く釣れるのです。 もちろん美味しいですよ。
芦ノ湖は標高700m以上の天然湖。富士五湖よりも高い位置にあります。ワカサギの生息する深場は水も冷たく、 真夏でもワカサギ達は活きがとてもよいのです。

ワカサギ仕掛け

竿:1.5メートル~3メートルくらいまでの先調子の竿。ルアー用スピニングロッドでも構いません 。各ボート店でもレンタルしています。

リール:小型スピニングリール

ライン:1号くらい

仕掛け:5本~10本針の山川式仕掛け等 色付き針を用います。
多くのボート店で仕掛けやエサを販売しています。

エサ: 食いがたっている時はほとんど不要です。芦ノ湖のワカサギは色の付いた針だけで十分釣れますから、お子様でも女性の方でも手軽に釣りが出来ます。

■嬉しい外道
わかさぎを釣っていたら、突然竿が大きく曲がってびっくり!という事が芦ノ湖では良くあります。
ワカサギを追いかけるニジマスやヒメマスが同じタナにいて、それが良く釣れるのです。
芦ノ湖のおいしいワカサギを食べて育ったニジマスやヒメマスも、もちろん美味ですから、夕食に嬉しいメニューが追加されます。
しかしながら、糸が絡まってしまうとワカサギの仕掛けが使えなくなりますので、予備の仕掛けを幾つかご用意ください。

■貸し竿・仕掛け
各ボート店にわかさぎ用の貸し竿があります。。
リールと竿・仕掛けのセットでおよそ\1,000ぐらいです。
仕掛け単体の販売もしているお店があります。1ケ\400ぐらいです。

ワカサギの釣り方

芦ノ湖のワカサギは例年、湖底の変化のある場所の底スレスレを回遊しています。
仕掛けが底まで着いたら、竿をゆっくりと上下させて誘います。


食育という考え方

芦ノ湖のワカサギは、お子様の夏休み中がシーズンとなり良く釣れるため、毎年沢山のファミリーの方が芦ノ湖にいらっしゃいます。
初心者の方、そしてお子様でも手軽に楽しめるのが芦ノ湖のワカサギ釣りです。
ご家族一緒の釣りというイベントは、その後もお子様の大切な思い出として長く残るものと思います。

父兄の皆様からは「自分で釣った魚を食べるという行為が、お子様の食育にも繋がって、教育上とても良かった」というお声をいただくようになりました。

今、食用の魚は魚屋で切り身で売られる時代。お子様は観賞魚以外の生きた魚を見る機会がとても少なくなっています。
自分で釣った魚は、当然釣った時は生きていますし、その魚を夕食として食べる機会は限られています。

自分が釣った魚を食べる事。これはある意味残酷といえますが、生き物の命を貰って生きていく事を、自身の経験としてお子様が理解されるようになります。
そして食べ物の有難さを実感するようになった、ご飯を残さなくなった、というお声もいただきます。

釣りというイベントを通して、お子様とのかけがえのない1日を有意義に過ごして頂けるよう、当サイトも願っております。